網戸の自作



網戸用ネットと、少量の木材及び蝶番を使い、網戸を手作りして取付けています。
その製作過程をご紹介します。材料費千円程度でできますよ。(^^)v 

お風呂につけた手作り網戸
これは外に面した樹脂サッシに取り付けた手作り網戸。
サッシと同じ白に、水性ペンキで塗装しています。
網戸の下部
網戸本体枠の上下には、トリマーで溝を切り、サッシ枠の網戸用レール(出っ張り)に引っ掛けています。
当然、網戸は横にスライドさせることができます。
室内側の大きな手作り網戸
2階南側の大きな窓の室内側に取り付けた手作り網戸。
大きさは縦2m以上あるので、歪まないように四隅に補強材を取り付けました。


我が家の窓はすべて樹脂サッシですが、「縦すべり出し窓」、「引き違い窓」、「上げ下げ窓」、「出窓」、「フィックス窓」とタイプがさまざまです。
これらに合う専用の網戸(メーカー純正)のものは、見積もりをとってみると価格が私の想像よりもかなり高かったので、(^^ゞ  特にロール網戸が・・・

例によってDIY・・・・網戸も手作りすることにしました。
これらのいいところは、何といっても安上がりなこと!!
壊れても簡単に修理できるし、何千円もする既製品の網戸などを買わなくて良かった(^o^)
手作りする方法はたくさんありそうです。


網戸の作り方

木枠を作り、溝を加工する

手作り網戸の材料網戸本体の材料は木材です。まずは木枠の部材を切り出します。
縦枠2本、横枠2本が最低必要です。大きな窓の場合は補強のために中桟を1本入れると丈夫です。
私は板の厚さを24ミリ、巾は、縦枠が3センチ、横枠が6センチとしました。
横枠を縦枠ではさむように使います。

網戸木枠どおしの接合木枠をビス止めします。この際、木枠が細くてそのまま打ち込めば割れるため、キリまたはドリルで下穴をあけてからビスを打ち込むと良いです。
なお、ビスは普通のコーススレッドではなく、割れを防ぐためスリムビスを用います。

網戸の網を固定する部分の溝を切る枠を組んだ状態で、径4ミリのストレートビットを装着したトリマーを、ストレートガイドをつけて走らせ、枠の4周に溝を切ります。
(網を固定するための押さえゴムには太さの種類がいくつかありますが、ここでは径4.5ミリのゴムを使います。このゴムを押し込む溝の巾は4ミリが丁度良く、また、溝の深さはゴムの径よりやや深い5mm程度が丁度良いようです。)

中桟で網を分離する場合には中桟にも溝を切ります。
この場合はベニヤ板などを仮止めしたものをフェンス代わりにして、トリマーのベースプレートをあてて直線に溝を切るといいです。

網戸の上下の木枠にトリマーで溝を切る引き違い窓にはめ込むタイプの木製自作網戸をつくる場合には、上の枠の上、下の枠の下にも溝を切ります。

網戸ネットを張る

網戸張替えに使用する道具類ネットの張り付けに使用する材料・道具

左上が網戸張替え用押さえゴム(太さ4.5mm)
右上がネット
下が網戸張替え用ローラー

網戸ネットの張り替えと同じ手順で、ネットを張ります。
木枠の大きさより一回り大きなネット(網戸用の網)を木枠に乗せます。

網戸張替え用ゴムの端を、コーナーの溝にL型に入れ、網を止めます。

そのゴムを溝の上に真っ直ぐに置き、溝と網目を平行にしてから、もう一方の端の溝にもゴムを入れ、網を仮止めします。

ローラーで溝にゴムと網を押し込んでいき、仮止めをはずしコーナーまで押し込みます。

残りの2辺にゴムを押し込む際は、手のひらで枠の内側のたるみを取るように、網を少し外側に引っ張り加減にし、添えた手の長さ分だけローラーで押し込むようにします。手を順次ずらしながら押し込んでいきます。

押し込みを終えたら、たるみのないのを確認してカッターナイフで余分な網を切り取ります。

自作手作り木製網戸の完成網を貼った側から見たところ

自作手作り木製網戸の完成(反対の面)反対側の面から見たところ。
こちらの方がスッキリしているので、どちらの面を室内にするかあらかじめ決めておきます。

扉式に取り付ける場合

自作の簡単手作り網戸この写真のような『縦すべりだし窓』には、引き違い窓のような固定式の網戸は取り付けられません。

かといって、メーカー純正のロール網戸を買うとなると、「なんでそんなにするの!」と驚くほど価格が高いんですよね(^_^;
こういう箇所には、手作り網戸を扉のようにして取り付けています。

木枠に蝶番を取り付けます。蝶番を取り付ける位置では、蝶番の厚み分だけ木枠を掘り込みますが、トリマーを使うと掘り込み深さを正確に一定にすることが出来るので便利。

自作の簡単手作り網戸これが閉めた状態。
閉めるときは掛け金で固定します。

自作の簡単手作り網戸階段の踊り場の、上げ下げ窓に設けた自作網戸
これも扉式です。
これ以外にも、ほぼ全部屋に自作網戸を取り付けました。

自作の簡単手作り網戸これは閉めた状態

窓は、東西とか南北とか2方向にあると風通しが良くなります。
この家は細長い形をしていて、ほとんどの部屋が東西に窓があって自作網戸をつけているため、風通しバッチリで夏は快適です(^o^)

引き違い窓に取り付ける場合

お風呂につけた手作り網戸引き違い窓にはめ込むタイプの木製自作網戸をつくる場合には、上の枠の上、下の枠の下にも溝を切りますが、この溝を、普通の網戸のようにサッシの一番外側の突起に引っ掛けるわけです(^^)v

なお、引っ掛ける手順を考えると、上の溝は深く、下の溝は浅くします。(取り付けるとき、まず上の溝をはめ込み、目一杯上に押し当てて下の溝を引っ掛け、そのまま下に落とす・・・という手順なので、上の溝は余裕をもって深くするわけです。障子をはめ込む鴨井の溝が深く、敷居の溝が浅いのと同じ理屈です。)

なお、引き違い窓に取り付ける網戸は屋外側になるので、塗装しておかないと木枠が早く劣化します。(見た目も悪い)
うちの場合は、窓枠と同じ白色にペンキで塗装しています。

網戸の下部このようにレール(出っ張り)に溝を引っ掛けて横にスライドさせます。溝の巾はレールの巾よりやや広めに掘るといいでしょう。

手作り網戸の製作精度が悪くて完全な長方形になっていない場合や、窓そのものが歪んでいると、閉めたときに左右に隙間が出来てしまいます。
樹脂サッシ窓枠は左右にもレール(出っ張り)があるので、、手作り網戸の枠の左右にも、上下と同様に溝を掘っておくと、それらの誤差を吸収して隙間なく閉めることが出来ますよ。