こんな家が出来ました

管理人手作りの家

給排水管などの配管経路について

人が生活していくうえで絶対に欠かせない。食器や顔を洗うのに必要なお湯

これらを運ぶ給水管、給湯管や排水管などは、家の中のどこを通せばいいのでしょう。

いや、一般的にはどこを通しているのでしょう?



我が家では2階に対面式キッチンが置いてあり、リビングとあわせて広さ約18畳のいわゆるLDKですが、

2階まで給水管や給湯管、さらには排水管を通した経路というのは、我が家の場合は家の壁の内側、つまり部屋の中です。



1階のある部屋の片隅を、管が集中して立ち上がり、天井裏を通ってキッチンの真下に伸びています。


見ようによってはカッコワルイ・・・

部屋の中に管があるなんて・・・



建築の図解集などの本を見ると、給水管、給湯管などは基礎コンクリートの内側を立ち上がって、土台天端と床の間で折れ曲がり、壁の中を通って上っていくように描かれています。


つまり管は壁の中に埋めこまれているようですね。一般的にはそのように作るものなんでしょう。


そのほうが見栄えがいいですね。



私は水道の知識がないまま自分で家の建築を進めてしまったので、一般的な家のようにはいきませんでした。


家の形がほとんど出来た後で水道工事を外注したため、一番やりやすい経路に配したのです。



1階の部屋の片隅にたくさんのパイプが並んでいるのを見て、妻からは

「まあ、どうせうちは何から何まで特殊だから、今さら何も言うまい。」

と、諦められています(^_^;



でもしかし・・・



「酸っぱいブドウ」の例えにある負け惜しみではありませんが、


今では、「我が家のような配管経路は、実は一番いいのではないか」と思っています。


なにしろ配管経路のすべてが、簡単に点検・修理が可能です。


壁の中に埋め込まれてしまえば、その様子を直接観察することは出来ないし、修理するといったって大変ですよね。内装壁を壊さなければなりません。


壁を壊すといったって、ボードにクロス(ビニール壁紙)の壁ならば、一旦壊してもとに戻すのはまだ楽ですが、
無垢の羽目板を横張りにした我が家のような内装だと大変!



給排水なんていう、生活に必要不可欠な設備の経路については、いつでも簡単に点検・修理が出来るようにしておきたいものです。


我が家は点検困難となる壁内配管をしませんでしたが、そのほかの経路としては「床下」と「天井裏」があります。




【 床下 】



床下は、1階床に大き目の点検口を設けておいて、いつでも自分で潜れるようにしておけばいいのですが、1階床をある程度高くしておかないと床下を自由に動き回るのが大変になります。


我が家では土間コンクリートと大引きの間が52センチあり、なんとか四つん這いになって動けます。


それと、注意したいのは、基礎コンクリートを布基礎で「田」の字に区切ってしまった場合には、区切った区画ごとに床下点検口を設けないと、潜れない部分ができてしまうことです。


強度的には田の字にすれば強いですが、仮にそうしたとしても、人が通れるくらいの開口をあけておくのを忘れないようにしたいものです。


我が家ではその点で失敗があり、廊下部分の床下には潜れなくなってしまいました。

(まあ廊下の床下には、配管も床束もなにもありませんが・・・)



そしてもう1箇所はお風呂です。

布基礎をつくったときに、お風呂が入る一坪は基礎コンクリートでぐるりと一周まわして作りました。配管のことや、風呂下の点検のことを考えずに(^^ゞ


で、ユニットバスを入れる段階になってお風呂メーカーからもらった図面を見てみると、お風呂スペースの床下にはどちらか一方向だけでも、人が入れるような開口をあけておくこと・・・と書かれていたのです(>_<)




水道屋さんに聞いてみると、配管だけならコンクリートに配管の太さ分の穴をあければ通すことが出来るのでそれについては問題ないのだけれど、

ユニットバスが据え付けられた後に、風呂の床下に手を入れて作業できなくなるのが、後々問題だというのです。


確かにそうですね。いざというときに修理不能な構造というのはダメですよ。



私は水道屋さんに外注する際、お風呂まわりの基礎コンクリートに300 × 600 程度の開口をあけることも一緒にお願いしました。


水道屋さんは、ハンマードリルで凄い音をたてて、粉塵まみれになりながら約半日かかって鉄筋コンクリートを壊していましたよ。



「旦那さん、このコンクリートは凄く固くなってるね。壊すの容易でないよ。」

「水道のことも考えて基礎つくってほしかったなあ・・」


なんて言われてしまいました(^^ゞ





【 天井裏 】



天井裏は、2階に対面式キッチンがある場合は配管が通りますが、そうでなくとも電気の配線、換気ダクトなどがたくさん通っているし、

さらには後で家庭内LAN配線を通すなんていうことも考えると、ここも点検・修理が簡単に出来るようになっていたいです。


でも一般の住宅はそうなっていないのが多いようですね。


私の実家の場合には、押入れの天井に一応「天井点検口」があり、先日も電気屋さんがエアコンの配線をするために天井裏に入って作業しましたが、やはり狭くて大変だったそうです。


在来工法の天井は上から吊っているだけなので、強度的にも強くありません。

人が乗ることを考えてつくっているわけではないのです。


2×4工法だと床根太の下端に天井が来るので、天井裏スペース自体がすごく狭いことになりますね。人が入ることは不可能でしょう。


天井のつくりかたは一工夫必要なようです。




私が天井をつくったときは、例によってまずいつもの建材屋さんから天井材のカタログをいくつか取り寄せました。


住宅用の天井材ということで、デザインもたくさんの種類があり、吸音性能も優れているようでしたが、施工方法を聞いてみてがっかりしました。


天井下地となる「野縁」に下地合板を打ちつけ、仕上げの天井材を接着剤で貼り付けるのだそうです。


それでは天井は貼りっぱなしになってしまう。




そこで私は、羽目板の天井にしました。羽目板といっても、壁に貼るときのように一枚一枚を下地に釘止めしたのでは全くはずせなくなってしまいます。


だから一工夫して、5〜6枚の羽目板をひとまとめにして桟木で固定し、その大きなブロックごとにビス8本で野縁に固定したのです。


羽目板は木製なので軽い! 

石膏ボードの天井材と違って、ビス8本で十分に固定できます。


あらかじめ丸ノコで、一番端にある羽目板の雌実の内側の突起を切り取っておけば、はずしたいブロックだけ天井をはずすことが出来ます。

    参考 ⇒ 我が家の天井施工の様子



こういうやり方をする基本的な考え方は、

「天井裏のメンテナンスは人が天井裏に入って行なうのではなく、天井そのものを簡単に取り外して行なう。」というものです。


もちろん、取り外した天井は簡単に元に戻すことが出来ます。


どっちが楽かといえば、天井板をはずして作業したほうがずっと楽ですよね。



かくして我が家の配線・配管は、床下、1階〜2階への立ち上がり、天井裏・・

どこをとっても簡単に点検・修理が出来る状態になりました(^^)v



セルフビルドのための豆知識
 【目次】


設計って、何をすればいいの?(1)

設計って、何をすればいいの?(2)

家の設計図を描くには?

必要な図面の種類とは?(1)

必要な図面の種類とは?(2)

欠陥住宅にならないか?(1)

欠陥住宅にならないか?(2)

欠陥住宅にならないか?(3)

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バックホウ運転資格取得講習体験記

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鉄筋を加工するには?

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重い材料を扱うには?(屋根材)

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模型をつくろう(2)

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墨付けの道具(1)

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基礎工事の材料、価格などについて

木材の手配(材木の価格、柱など)

木材の手配(人工乾燥材について)

木材の手配(集成材について)1

木材の手配(集成材について)2

材木の種類や寸法について

木材の手配(梁や土台について)

アウトレット建材店からの資材購入について

建築資材の手配について

トップライトの話

屋根の勾配のことなど

屋根工事の話

設備との関係

電気配線工事の話(1)

電気配線工事の話(2)

第二種電気工事士の資格を取るには? 筆記試験編

第二種電気工事士の資格を取るには? 技能試験編

自分で電気配線工事をする手順





工事の様子 【目次】 

基礎工事(1)

基礎工事(2)

住宅模型と、構造材の加工

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外壁

床下地

階段

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さまざまDIY  【目次】

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