こんな家が出来ました

管理人手作りの家

材料の保管について

家一軒自分でなんとか建てることが出来た今、これまでを振り返ってみると、  「ああ、こうすればもっとやり易かったなぁ〜」

   と思えることが、当然あるわけです。

今回はそんなお話を・・・



木造住宅をつくる工事の内容そのものは、業者がつくろうが自分でつくろうがやることは同じです。


でも個人で工事をするとなれば、多くの人員、機材、倉庫を持っている業者さんのようなわけにはいきません。


私の経験から言えば、作業している時間のかなりの割合が、家本体をつくっている楽しい工事ではなく、余った材料の片付けや現場の掃除、仮設物の製作などに費やされてしまいました(-_-;)


特に、余った材料の片付けや処分。これは地味だけど実際は意外に大変なことなんです。


業者さんがつくっている住宅建築現場には、余った材料を分別して回収するための大きなボックスが置いてありますよね。


サイディングや石膏ボードの切っ端、木材の余ったやつなどがボックスの中にどんどん放り込まれて、現場はおおむねきれいに片付いていることが多いようです。


職人さんはせっせと自分の仕事に専念することが出来、端材の処理などは別の人がトラックで運んで処分する体制が出来ているのだと思います。


・・・ああ、うらやましい。




これが個人の日曜大工だとどうなるか?


まず分別のための大きなボックスなんて当然持っていないから、自分でどこかにまとめておかなくてはなりません。


業者さんならあちこちに現場を持っていて工事の進行も早いから、すぐに端材が溜まって、トラックで頻繁に廃棄物処理場へ持ち込んだり出来るでしょうが、個人はそうはいきません。


石膏ボードやコンパネの切り端などは、自治体にもよるでしょうけど普通のゴミとしては出せませんし、資源ゴミでもないですから、廃棄物処理業者に頼んで処分してもらうということになります。


その際、あまりに少量だと手間と経費ばかりかかるので、ある程度の量がまとまるまで現場のどこかに保管しておくことになるのです。



産業廃棄物の処理費用は高いですよ〜



私は2度ほど廃棄物処理業者に頼んで、石膏ボード、コンパネ、グラスウールなどを処分しましたが、トラック1台分で2万5千円ほどかかりました。


捨てるもののためにこんなに費用がかかるのが現代なんですね。

2万5千円あれば石膏ボードを80枚(40坪分)も買えるのに・・・


石膏ボードは特に気をつけたいのですが・・・

石膏ボードというのは面材としてはとても単価の安いもので、9ミリ厚さサブロク板一枚が300円程度のものなんですが、捨てるとなると処理費用が高いんです。


計算したわけではないですが、
買うより捨てる方が高い! と思っていたほうがいいです。

出来るだけ端材がでないような使い方をしたいものです。


安いものだと思って余計に買い込んでおくと、あとで処分に泣くことになりますよ (^_^;




でできたものは余っても使い道がありますが、それ以外のものはゴミにしかならないケースが多いようです。

趣味で「廃材アート」をやっているなら別ですが・・・


材料として私が
が好きなのはその辺も理由のひとつです。


柱材のような太い角材。これは必要な長さに切ると数十センチ余るものがたくさんでてきます。

こういうのは長いものや重い材料を置くときの台として重宝します。こんなものでも、いざ欲しいとなったとき無いと困るのです。


割と細めの角材や板材なんかは、仮設物や冶具をつくるときにも何かと重宝するし、どうしても要らないものは40センチくらいに切って薪にします。

太くて短い角材だって、最後には鉈で縦に割って薪にします。




木材
は共通点がありますね。


キッチンの布巾は、はじめは食器用で、しばらくすると鍋拭き用に「格下げ」になり、最後には雑巾にまで格下げされて使い切られたあと捨てられます。


サヨナラ・・・・そなたは存分に生き、世のため人のために活躍し天寿を全うしたか・・・という感じ。




木材も同じです。


一番いいところは家本体に使い、余った部分で道具置き棚、金物入れ箱、馬や作業台をつくったり、仮設のイスやテーブルをつくったりして、不要になれば解体して薪にする。


節が滅茶苦茶に多い部分や、ヤニがべっとりついている部分などは最初から薪行きですが・・・


「最後まで使い切ってゴミが残らない」というのが気分的にとてもいいですね。




建築現場には、ホームセンターにある3000円くらいの安いのでいいから
薪ストーブを置いておくと便利です。


これがあると、余った木材は最後に暖房の燃料として活躍できるのです。


現在は外で直火を炊くいわゆる「野焼き」が禁止されていますが、暖房として燃やすのなら違法でも何でもありません。


九州のような暖かい地方では必要かどうか分かりませんが、秋から冬は現場で薪ストーブを燃やして一服するのが何ともいえない贅沢なひと時になります。


普通ならゴミになるものを燃料として有効活用しているんだという意識も加わって、薪ストーブで沸かしたお湯でコーヒーなんぞ飲んでいるとまさに至福の時間


・・・・・




ああ、至福の時間・・・・
・・・・・



・・・・・至福の時間だけが過ぎてゆく・・・



で、さっぱり作業が進まないんですが(^^ゞ




さて私の家づくりを振り返ってみて、「こうすればもっと良かったな」と思っているのが、母屋より先に「物置」をつくっておけば良かったなということです。


物置といってもタイヤやガーデニング用品を入れとくようなのじゃなく、結構大きなやつです。


何のために使うかというと、主に建築中の材料置き場です。


長さ3〜4メートルもあるメインの材料はシートをかけて外に置いておくだけで十分なんですが、たくさん出る端材の置き場が欲しいんです。




物置は出来れば大きいほうがいいので、建築確認申請が要らないギリギリの面積ということで6畳あれば理想的ですね。


巨大な家本体をいきなりつくる前に、6畳の物置からつくるというのも練習という意味ではいいと思いますよ。


たかが端材の置き場所のために6畳もの物置なんて勿体無い! と思われるかもしれませんが、私が実際に個人で家づくりをした経験からすれば、

「絶対にあったほうがいい! 絶対便利だから!!」と叫びたくなるほどです。


・・・なぜか?




材料を保管するのはサイズの揃った立派な材料ほど楽ですが(シートをかけておけばいいだけですからね)、様々なサイズの端材となると面倒です。


外に置いてシートをかけても、今度は取り出すのに大変だし、面倒になって放置しておくといつの間にか雨ざらしになっていたりして、木材だと変色したりカビが生えたりしてしまいます。


外の乱雑な材料置き場はヘビの棲家にもなりますよ〜(-_-;)




建築中の家は屋根が出来てしまえば雨が防げるため、これは便利ということで様々な材料や道具・金物類などを中に突っ込んでしまいがちですが、(どうせ自分の家なので・・・)

これをやると作業のときに邪魔で大変やっかいなものです。作業能率は格段に落ちてしまいます。


邪魔なものが何もない空間に造作していくのが何といっても一番能率がいいし気分もいいのです。



それに、道具類だって現場に置きっぱなしにしておいたほうが能率がいいんです

が、鍵もない建築途中の現場に置いておくのも、街中であれば無用心です。


やっぱり物置小屋がほしい・・・





物置小屋に雑多な材料、道具類、金物類を収納して、鍵をかけて保管する。雨に濡れる心配もなく、その日に出た端材はいちいちシートで覆うことなく物置に突っ込んでおけば大丈夫。


そして肝心の家本体は、余計な邪魔者がないスッキリした状態で工事できます。気分よさそう♪




材料、特に木材、コンパネなどは、室内に保管しておきさえすればずっと良い状態で保管できますからね。


建築に長期間かかる個人のセルフビルドでは材料の保管方法は重要な要素です。




こう書いている私自身は、物置を先につくるなどということをしないで、いきなり本体からつくりはじめ、結局最後まで物置なしでやってしまいました。


とにかく早く家つくりたい。まわり道したくない! という気持ちが強かったですね。


その結果、材料の保管には苦労しました。無駄な労力がたっぷりかかり、材料もカビを生やしてダメにしたりして結構無駄が多かったです。反省点です。




急がば回れ・・・本体製作前に練習をかねて物置小屋をつくる。工事中は材料保管庫として、そして完成後は本来の物置として、あるいは趣味の部屋として活用するというのが、振り返ってみて理想ではなかったかなと思っているのです。







セルフビルドのための豆知識
 【目次】


設計って、何をすればいいの?(1)

設計って、何をすればいいの?(2)

家の設計図を描くには?

必要な図面の種類とは?(1)

必要な図面の種類とは?(2)

欠陥住宅にならないか?(1)

欠陥住宅にならないか?(2)

欠陥住宅にならないか?(3)

道具は何が必要?

バックホウを運転するには?

バックホウ運転資格取得講習体験記

生コンの「配合」って何?

鉄筋を加工するには?

工期が長いのは悪いことか?

「力」が必要なのはどの部分か?

重い材料を扱うには?(材木)

重い材料を扱うには?(屋根材)

重い材料を扱うには?(壁材)

模型をつくろう(1)

模型をつくろう(2)

模型をつくろう(3)

墨付けの原理

墨付けの道具(1)

墨付けの道具(2)

継ぎ手と仕口

丸ノコの話

基礎工事の材料、価格などについて

木材の手配(材木の価格、柱など)

木材の手配(人工乾燥材について)

木材の手配(集成材について)1

木材の手配(集成材について)2

材木の種類や寸法について

木材の手配(梁や土台について)

アウトレット建材店からの資材購入について

建築資材の手配について

トップライトの話

屋根の勾配のことなど

屋根工事の話

設備との関係

電気配線工事の話(1)

電気配線工事の話(2)

第二種電気工事士の資格を取るには? 筆記試験編

第二種電気工事士の資格を取るには? 技能試験編

自分で電気配線工事をする手順





工事の様子 【目次】 

基礎工事(1)

基礎工事(2)

住宅模型と、構造材の加工

軸組み

屋根

壁の下地

窓サッシ

外壁

床下地

階段

電気配線

電話線

断熱材

24時間換気システム

換気扇

水道・排水・浸透枡

トイレ

風呂(ユニットバス)

内装壁

天井

フローリング

建具ドア

自作網戸




さまざまDIY  【目次】

収納棚

押入れ

猫トイレ






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