上げ下げ窓の自作

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小屋増築部には縦長の開口部が2箇所出来たので、上げ下げ窓を手作りして取り付けることにしました。
材料は、木材を枠にして、中にツインカーボをはめ込みました。

手作りの窓
外側から見た上げ下げ窓

春になったら、窓の下に花を飾ろうかな♪


室内側から見た自作窓
一般に、上げ下げ窓には2種類のタイプがあり、それは・・・

(1)、下の障子を上げると連動して上の障子も開くタイプ
(2)、上の障子は固定されていて、下の障子だけがスライドするタイプ


・・・なんですが、今回作ったのは、もちろん作りが簡単な (2) のほうです。(笑)


窓の施工前 窓の取り付け前は、こんな感じになってました。

透湿防水シートの上から通気胴縁を縦に打ってあります。

開口部は2箇所。
1箇所のサイズは内法寸法が 417×900 です。


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窓本体を作る

窓2箇所分の材料を切り出したところです。

左から、窓枠の縦枠4枚、横枠4枚、上げ下げ窓本体の枠材16本。
パイン材を使いました。

窓枠の下に使う横枠には、水はけが良くなるように、カンナをかけて傾斜を付けておきました。

「窓ガラス」には、ガラスではなく、軽くて割れないし扱いやすいツインカーボを使いました。
厚さが4.5ミリなので、窓本体枠に5ミリ弱の溝を掘って、ツインカーボをはめ込みます。
溝はテーブルソーで掘りましたが、もちろんトリマーでもOK。

普通、建具の枠材は「縦勝ち」、つまり縦枠が横枠を挟み込むカタチになるんですが、今回は窓を上下にスライドさせるための溝を側面に掘り込むため、側面からビスを打つのを避けたいのです。
よって「横勝ち」にして、横枠から縦枠に向けてビスを打ちました。こうすれば、側面に溝をカットするときに、刃物がビスに当たらないので・・・

窓の枠材を塗装するため、まずはマスキングテープ貼り。

塗装は白の水性ペイント。つまりペンキ。

耐候性が高いとのことで、やや値段が張るけどアサヒペンのスーパーコートという塗料を塗ってみました。

テーブルソーのカッター刃で溝切り窓の側面に、テーブルソーで溝切り。

上の窓はFixになるので、溝は不要。
下の窓にだけ溝を切ります。この溝の中に、窓をスライドさせる桟木を入れるわけです。

次に、枠を「田」の字にするための桟木を加工。

これは窓の構造上は意味がないんですが、まあ、カッコ良くするための飾りです(^^ゞ

十字の交差部分は、相欠きにしました。

さて、この部材をどうやって固定するか?

一番簡単に出来る方法を考えた結果、ツインカーボを挟んで内側の枠から外側の枠に向けてビスを打つことにしました。

でもこれには問題があります。 ツインカーボは温度変化の伸縮が大きいので、木材と2点以上で固定されてしまうと、割れる恐れアリ。

そのため、ビスの貫通穴には「遊び」が必要です。

一旦固定した枠材を取り外し。

ビス穴があいているので、ここを拡張します。

ツインカーボに、ビスの太さより一回り大きな径の穴をあけ、再度枠材を固定します。

これで十字がついてカッコ良くなったかな?

内側からスリムビスで固定していますが、ビス頭にもペンキを塗ってしまえば、あまり目立たないです。

上げ下げ窓のパーツ下の窓には、スライドさせるときの取っ手を取り付けました。

取っ手は、やや固い木材であるタモ材を削り、同じ白ペンキで塗装したもの。

これで上げ下げ窓の本体が完成!

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窓枠への固定

窓枠になる4枚の板を組んで、キシラデコールで塗装した後、Fix固定される上の窓を取り付けました。

下の窓のスライドがスムーズに行くよう、窓枠の端から等距離になるように慎重に位置決め。

下の窓を置いてみました。

上の窓は窓枠の内法いっぱいの寸法ですが、下の窓はスライドさせる関係上、幅を2ミリほど短くしています。うまく動くようです。

閉じたときに、上の窓としたの窓が3センチほど重なるようになってます。

下の窓をうまくスライドさせるため、桟木を打ち付ける位置が重要です。
正確に測ります。

上の窓だけが付いた状態で、窓枠を開口部に固定しました。

固定は、窓枠から下地に向けてビス(コーススレッド)打ち込みですが、その位置は、下の窓をスライドさせるための桟木で隠れる位置にしてあります。

だからビス頭は見えなくなります。

下の窓の溝に、あらかじめ作っておいた桟木をはめ込んで・・・

(桟木は溝の幅より、ほんのわずか細くしてあります。)

そのまま、窓枠の中に挿入!

桟木を、スリムビスで窓枠に固定。

下の窓をスライドさせてみて、丁度良い位置を確認しながらやります。

これで下の窓もうまく納まりました。

出来上がった上げ下げ窓を、室内から見たところです。

室内は、今後断熱材を入れて内装壁を貼ります。

窓を上にスライドしたときの固定は、ご覧のような普通のラッチにしました。
窓枠に穴をあけておいて、ラッチの丸棒を挿し込みます。

でもこれは原始的な仕掛けの上げ下げ窓なので、ラッチをはずすときは片方の手で窓を支えてあげないと、ギロチンのように窓が落ちてくるんですよね~(^^ゞ

このくらいの小規模な窓だから良しとしよう♪ 小屋だし・・・

窓まわりの処理

窓周りを防水するため、コーキングの準備をしています。

本来のやり方は、①開口部枠の表面に防水両面テープを貼る ⇒ ②透湿防水シートをテープに密着させて貼る ⇒ ③その上から通気胴縁を、窓枠に密着させて貼る ⇒ ④胴縁を下地として外壁材を貼る(外壁材と窓枠は1センチほど空ける) ⇒  ⑤外壁材と窓枠の隙間にバックアップ材を挿入 ⇒ ⑥その上からコーキング

・・・となるんですが、今回使う外壁材は、仮設材として使われるペラペラに薄いサンプライシートなので、側面にコーキングすることは出来ません。
よって、別の方法を取ることにしました。

窓枠と胴縁を、わざと4ミりほど離して取り付け、そこにバックアップ材を挿入してコーキングします。ここで水の侵入を防ごうというわけです。本来の方法ではないけど、多分大丈夫でしょう。

その上に外壁材を貼り、隙間の上から窓枠の飾り板で覆ってしまいます。

【 参考ページ 】⇒ 窓回りのコーキング

バックアップ材は専用のものもあるけど、いちいち買うのが勿体無い。(たかが小屋!)

丁度よい太さのビニール紐があったので、これで代用しました。これをマイナスドラーバーで押し込んでいます。

その上からコーキングして、簡単だけど防水処理終了(^^ゞ

完成した上げ下げ窓窓枠の小端面を隠すように、白くペイントした飾り枠を張り巡らせて、自作上げ下げ窓の出来上がり。

シンプルだけど、気に入ってます(自画自賛)

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