花壇のレンガ積み

レンガ積みの花壇 春の様子
  

DIYで作った長さ2.7m、奥行き0.5m、レンガ7段積みの花壇です。 ほぼ長方形だけど、直前に作ったアプローチのレンガ敷きに沿って、曲線区間が一部あります。

レンガ積みではモルタルを均等に乗せていくのが素人にとっては難しいですが、途中から一工夫して便利グッズを作り、3段目からはきれいに積むことができました(^^)v

以下、レンガ花壇が出来上がるまでの一部始終を詳しく紹介しますね。


横目地を速くキレイに作るための便利グッズ使用!

目地は深めにし、モルタルによるレンガの汚れを極力無くす工夫をしました
DIYで作った花壇
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材料レンガ

花壇作りのために購入したレンガ160個

『アンティーク・ヨーロッパ風シャッフルレンガ・ミックス』という名称で売られていました。

1個78円のところ、割引中で58円(^^)v

ホームセンター(ホーマック)の配送サービスを頼んで自宅まで運んでもらいました。

シャッフルレンガ・ミックス高さ45ミリなので、積みレンガとしては少し薄いですが、色合いが1個ずつ違っていたり、小さな欠けが多くて不整形なところが、いかにもアンティーク風という感じで、気に入りました。

自分としてはキッチリ・カッチリした感じよりも、手作り感のあるくだけた感じの花壇レンガが好みなので・・・

果たして本当に『ヨーロッパ風』になるのか?(笑)

レンガ積みの道具

DIYでレンガを積むための道具として必要なのは、

道具類 用途
水平器、水糸、水糸を張るための板・杭など 高さやラインの管理
スコップやツルハシなど 基礎の溝掘り
モルタルを練るための容器、バケツ モルタル作り
レンガ鏝、目地鏝、スポンジ、洗面器 レンガを積む
ディスクグラインダー、ダイヤモンドホイール、タガネ、石頭槌 レンガのカット
・・・といったところです。 モルタルを練るのは重労働なので、私はミキサーを使っています。

洗面器に水を張り、コテ類やスポンジなどはその中へ
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基礎からレンガ積み1段目まで

すでに作っていたレンガアプローチに沿って作ります。

背後は駐車場のコンクリート土留めを利用するので、レンガを積むのは花壇の前面と側面だけで済みます。

まずは、せっかく作ったアプローチがセメントなどで汚れないよう、ブルーシートで養生

ツルハシとスコップで、基礎部分を溝状に掘りました。

レンガを水に漬け、吸水させる今のうちにレンガを水浸

モルタルで固定する場合は、事前に必ずレンガを水に漬けます。
(レンガが乾燥していると、モルタルの水分が吸われてうまく固まらないため、それを防ぐためレンガに吸水させておく。)

レンガの種類によって泡の出方が違うけど、このシャッフルレンガは気泡が多いらしく、面白いように泡が出ます(^^)

砕石を敷いて突き固めました。

 参考 ⇒ 砕石の入手法や価格

この時点で丁張(遣り方)を掛け、レンガ1段目の天端高さに合わせて水貫板を取り付けます。
これに張った水糸を目安に、水平にレンガを積んでいきます。

 参考 ⇒ 水糸の張り方

モルタルを敷き、その上に1段目のレンガを固定していきます。

目地巾は13~15ミリほど取っています。

高さは、1段目レンガの半分が地中に隠れる程度

1段目が完成  今日はこれにて終了

全部で7段積む予定


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モルタル練り

ちなみに、DIYでモルタルを練るには普通はフネと呼ばれる容器の中で砂とセメントと水を人力で練り混ぜたり、あるいはコンパネの上で練り混ぜたりしますが、量が多いと大変な労力なんですよね。
私はH23に約5万円でコンクリートミキサーを買ったので、とても重宝しています。

ミキサーによるモルタル練りの動画

今回、砂・セメントの配合比は、良く言われる『一般的な3:1と、目地モルタル=2:1』の間をとって、砂10リットル:セメント4リットルにしています。 水は、固さ加減を見ながら少しずつ注入

レンガのカット

ディスクグラインダーにダイヤモンドホイールを装着すれば、いとも簡単にカットできます。

私の持っているディスクグラインダーでは20ミリくらいの深さまで切り込めるので、表裏両側から切り込めば、厚さ40ミリのレンガならディスクグラインダーだけでカットできちゃいます。(実際は45ミリ厚のレンガでも切断可能)

ただし、カットの際に粉塵がたくさん出るので、マスクは必須。 それと、万一破片が飛んできてもヤバイのでゴーグルも必須

ダイヤモンドホイールを装着したディスクグラインダー
ダイヤモンドホイール装着のディスクグラインダー
ダイヤモンドホイールは2~3千円するが、高性能で非常に便利。 レンガやブロックをはじめ、家の外壁に使う窯業系サイディングなど、ほぼ何でも切れる感じ
石頭槌とタガネ
タガネ(右)と、それを叩く石頭槌

またはレンガにぐるりと一周、1センチくらい切り込みを入れてから、切り込みにタガネを当てて割るときれいに割れます。
切り込み無しに、タガネだけできれいに割るのは極めて難しいです。

レンガをカットする動画

動画では軍手をしてやってますが、これはNG! 軍手は巻き込まれるおそれがあって危険。 皮手袋のほうがいいです。普段は皮手袋だったんですが、このときは何故か軍手になっていました。(^^ゞ

ディスクグラインダーの回転方向からいって、この場合は動画のように奥から手前に引いてくるのが正解
反対に、手前から奥へ動かすと、刃の回転方向と同じになり、刃が『走る』ような感じになって危険ですヨ。 一応参考までに

レンガ積み 2段目以降

レンガ積みと水糸2段目は1段目からレンガの位置を半分ずらして乗せていきます。

横目地を13ミリ取っているので、レンガの高さ45ミリとの合計58ミリ、水糸の高さを変えています。

水糸の高さをレンガ1段分上げる最初の水貫板の上に、巾58ミリの板を重ねて固定し、水糸を張り直しています。
これがレンガ2段目の天端高さ

巾58ミリ板を、両側それぞれ2枚ずつ、計4枚準備し、レンガ1段積むたびに、板の上に重ねて水糸を張り直します。
(下になった板は取り外し、次の段に使う。⇒板を交互に使うということです。)

もちろん、横方向も位置がずれないよう、センターのマーキングに合わせて重ねます。

こうすることで、各段の水平と、垂直も確保される仕組み

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横目地モルタルはムズカシイ

さて、レンガ積み初心者の私が最も苦手とするのが、横目地

『レンガの上にモルタルを均等に乗せることが出来ればうまくいく』 というのが理屈として分かっていても、なかなかそううまくは出来ません。(^_^;


レンガ積み 横目地の失敗例




これは私がはじめてレンガを積んだ、外水道の水受けなんですよ(^^ゞ
レンガを重ねる際、よくわからずにモルタルをどっさり乗せ、当然たっぷりあふれ出て・・・(笑)

余分なモルタルを目地鏝でかきとった後、濡らしたスポンジで丁寧にレンガを拭くのですが、細かい隙間に入り込んだモルタルを完全は取りきれず、仕上がりはご覧のとおりセメント分が残って白っぽく汚くなっちゃいました。

特にこの『ベルギーレンガ』や、今回花壇作りに使っている『シャッフルレンガ』のようなアンティークっぽいレンガは表面がザラザラしていて細かい凹凸が多いので、モルタルが付着すると完全に拭き取るのは難しく感じます。

以下は、レンガを積んだときの断面図だと思ってください。

レンガとモルタルが面一の断面図 この例のように、モルタルの横目地とレンガの側面が面一(ツライチ)になる積み方だと、どうしてもモルタルをはみ出させて、後から拭き取るという作業が生じます。

濡らしたスポンジで拭き取る作業は、けっこう地道で面倒なものなので、私としてはできれば避けたいです。
それでうまくいくならまだしも、前述のとおりガサガサしたレンガだと完全に拭き取るのが難しいため、仕上がりが満足いかないとガッカリ


そこで・・・

目地モルタルがレンガより奥に引っ込んでいる積み方の断面図横目地がレンガより奥に引っ込んでいる積み方

これ、カッコイイ!

この場合、モルタルを少な目に盛り、横にはみ出さないようにするため、後からレンガの側面をスポンジで拭き取る作業は楽になります。(ほとんど付着しないため)

でも横目地の『引っ込み具合』を均一にするには、モルタルを盛る量(厚みや巾)が常に均一でないといけないので、職人でない人のDIYでは、きれいに積むのは難しそうです。

案の定、素人の私がそのままやると・・・

はみ出したモルタルを目地鏝で均すも、ご覧のとおりキレイじゃない(ーー;)


さて、そこで・・・

横目地をうまく作る工夫

じゃ~ん!

これがモルタルを定量に積むための自作秘密兵器(笑)

長短2個用意しました。

要するに、型枠です。

右に見える木片は、コーナーなどで使うストッパー

型枠をレンガに乗せ・・・

モルタルを入れます。

型枠の天端に合わせ、鏝でペタペタと均します。

こうなった

型枠を使ったレンガ積み横目地モルタル盛りんで、型枠を静かに引き抜くと・・

まぁ、何ということでしょう!(笑)

レンガ積みと水糸(2)レンガを乗せていきますが、この時点ですでにレンガの水平が大まかに取れているし、もちろん、モルタルのはみ出しも無し

鏝の柄などでコンコン叩いて、水糸に合わせるとともに、モルタルに馴染ませます。

こんな感じで、素早くキレイに積めました(^^)v

目地鏝で均すモルタルが横に膨らむ箇所は、目地鏝で軽くなぞります。

こんな感じで・・・

横目地モルタル盛り型枠のコーナー処理コーナーでは、木片ストッパーを使用

これでスピードアップが出来ました。

6段目を積んでいるところです。
(全部で7段)


型枠を使ったモルタル盛りの断面は・・


レンガを乗せて押えると、モルタルが2ミリほどつぶれると想定し、厚さ13ミリで、レンガの際から10ミリほど奥まった位置に納まるよう、断面積から計算して、最初の盛り付けを67×15ミリとしています。 これでうまくいきました。 

そのための型枠のサイズ
真横から見るとこんな感じになり、レンガ側面へのモルタルの付着がほとんど無いよ~ (^^)v

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縦目地モルタル

プロはレンガを積む段階でレンガの側面にモルタルを乗せ、そおっと倒しながら積んでいく ⇒ つまり、レンガ積みと同時に縦目地もできていくという素早い仕事をするようですが、この方法は私には難しすぎて却下(笑)
以前真似したことがあるけど、失敗だらけでした(^_^;

よって安全策です。 レンガを積むときは積むことだけに専念し、レンガの水平や横目地のことだけに気を使い、モルタルが固くなる前に手早く1段並べてしまいます。
その後、ゆっくりと落ち着いて縦目地を入れるというやり方。 DIY的にはこっちのほうが失敗が少ないと思われ、私の好み

縦目地入れの動画

レンガ積み 全7段 完成しました!

花壇の土入れ

あとはこの中に、花壇の土を入れます。

けっこう大量(^_^;

これまでプランターで使っていた古い土が大量にあるので、それをフルイにかけて細かい根などを取り除き、これを7割くらい利用し、残りの3割くらいは新しい培養土を何種か混ぜて使うことにしました。

古い土と新しい培養土を混ぜるのも、ミキサーで楽ちんにやります。

これ楽しい(^^)v

DIYレンガ花壇の完成満タンに入りました。

季節は11月

チューリップの球根を植え付けました。
春が楽しみ!

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