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登山のときのクマ対策

小さくて携帯に便利な、熊撃退スプレー
熊撃退スプレー 中型B-609

今まで知らなかった!
ツキノマグマ用とヒグマ用では熊スプレーの種類が違うそうです


私は登山のときに熊よけとして鈴は当然付けて歩くのですが、鈴だけでは万全じゃないでよね。

確実な安全対策として熊撃退スプレーが以前から欲しかったものの、昔から知ってる熊撃退スプレーといえば価格が1万円近くするし、大きくて重いので、ずっと携帯して歩くのもおっくうということで買うのをやめていました。


しかし、たまたまAmazonのサイトを見ていたら比較的小さくて手ごろな価格のスプレーを見つけ、良さそうだったので買ってみました。
そして取り扱い説明書を読んでみたら・・・私のこれまでの知識が間違いだったことを知り愕然!


なんと! 取扱説明書によると、以前から私が知っていた1万円近くの熊撃退スプレーは、北米のグリズリーや北海道のエゾヒグマなどの大型の熊用であって、日本の本州に住むツキノワグマには催涙剤(かぷさいしん)濃度が強すぎて使用不可・・・とのことだったのです。

なんだ・・・それじゃあ、もともと本州の登山なら中型サイズのやつで良かったんじゃないか!
ツキノワグマ相手なら、むしろこちらのほうが適しているのだとか。

ポリスマグナムの説明

専用ホルダーに収納した熊よけスプレー
専用ホルダーに収納した状態
ホルダーを腰ベルトに付けて歩きます



熊鈴だけでは不安


私は岩手県在住なので、歩くのはほとんど東北の山ばかり。
東北はツキノワグマの生息密度が高いので、この辺の山で出会う登山者・ハイカーのほとんどは熊鈴を身に着けています。

でも私的には、熊鈴の効果には以前から疑問に持っていました。熊鈴だけではとても万全と言えないな~ということです。

その理由は・・・

1、本当に音が聞こえているのか?

時期によっては、具体的には5~6月には、この辺の山ではエゾハルゼミが大合唱していることがあり、とてもうるさいのです。
そういう場所では熊鈴の音なんてセミの声にかき消されてしまい、ほとんど意味をなさないんんじゃないか・・と思えること。

熊鈴の種類によってはもともと音が小さいのもあるし・・・

自分の存在を熊に知らせるという意味なら、時々大きな声を出すのも良いと思います。

私の場合は、誰も入っていないような且つ藪っぽい山の中では、数分おきに「ほー! ほー!」と大きな声で周囲に知らせる(笑)する方法を使います。

2、人を恐れない熊、逆に寄ってくる熊には効果なし

私は20年ほど前に県庁で自然保護の仕事をしていた時期があり、熊による被害を減らしつつ保護を図るための施策に関わっていました。

有害駆除でワナで捕まえた熊に発信機をつけて行動調査するなんてこともやっていたので、熊にじかに触れる機会があったり、猟友会の方々から生のお話を聞く機会も多かったのです。

熊というのは、たとえ体が小さい個体でも爪はデカイし動きも素早いです。
生身の人間が本気で襲われたらひとたまりもないでしょう。


ドラム管の罠に入った熊を奥山に運び、発信機を付けて放獣する際は、一目散に逃げていく個体もあれば、敵意むき出しで反撃してくる個体もあり、千差万別でした。

熊にも「個性」があるのです。


昔は狩猟者の数も多く、場所によっては春熊猟もやっていたので、「熊は人を恐れる」というのが通説だったようですが、今は世の中の様子もだいぶ変わってしまい、「人を恐れない熊」も多く存在しているような気がします。

人を恐れない熊に対しては、ラジオや熊鈴でこちらの存在を知らせても、逆効果になるんじゃないかな?

ヤマレコで、熊鈴を付けていたけど白神山地で熊に襲われたという人の記事を読みました。怖いです。(((;゚Д゚)))

 ⇒ 恐怖!熊との格闘 白神岳 <ヤマレコ>


若い頃は登山していても熊の心配なんてほとんどしたことがなかったけど、私的には、最近は昔よりも熊の恐怖が大きくなりました。

やっぱり、イザというときの最終手段を確保して安心して山に行きたいものです。
そもそも、ビクビクしながら歩くんじゃ楽しさも半減なので・・・

ベルトに装着したイメージ今では登山・ハイキングに行くときは必ずこれを形態しています。

ベルトの左側にホルダーを装着し、熊が出てもおかしくない雰囲気になったら、いつでも素早く対処できるよう、スプレーの安全栓に左手をもっていくようイメージしながら歩いています。

右手にトレッキングポール、左手の指先は熊撃退スプレーのトリガーに・・・という感じ (^^ゞ

ツキノワグマ用の熊スプレーと専用ホルダー
 
家で快適に過ごそう!