10t 手動薪割り機を買ってみた
かなり使えます (^^)v

斧を使って薪を割るのはなかなか大変なので、以前から薪割り機が欲しいと思っていました。
特に私は腰痛持ちなので、斧での薪割りは避けたいところです。(-_-;)
一口に薪割り機といっても、エンジン式と電動式、それに電気も何も要らない手動式があるわけだけど、エンジン式や電動式はお値段が高いので・・・ (^_^;
今回、手動式の薪割り機を買ってみました。
使ってみたら、思いのほかナイス!! 意外に腕力が要らないし、簡単に割れてくれます。(^^)v
油圧を使うのでパワーは10トン
電動に比べて価格は半分くらいなのに、パワーは2倍近くあるのです。

左右のハンドルを揺らすことでシリンダーが伸び、先端にある突起に薪を押し付けることで薪割りします。
左右のハンドルの使い方
- 右のハンドルは1回のストロークが短いため、最もパワーが出る。
薪を最初に割る瞬間に使うと良い。
- 左のハンドルは1回のストロークが長いため、パワーはに右ハンドルより小さい。
薪に割れ目が入った後、素早く割り広げるときに使うと良い。
- 左右のハンドルを同時に動かすと、最もストロークが長く、パワーが少ない。
セットした薪にシリンダーを当てるまでの間に使うと良い。
(ハンドルの動きは横方向に遊びがあるので、片手で左右のハンドルを握れます。)
実際に薪割りしてみましょう

これは県内のダムが毎年恒例(?)で行っている「流木の提供」でいただいてきた流木。
ハッチバックの乗用車に積んで2往復した分です。
太さは10~30センチくらいまでで、長さはだいたい1メートル前後にダム事務所で切っておいてくれました。

ちなみに私が持っているのは東芝の電気チェンソーです。
かれこれ20年以上前に購入したものなので、今はもう無いでしょう。(笑)
丸太を切るような作業は自宅の周囲だけなので、私にとっては安くて扱いやすい電気チェンソーで十分。

この薪割り機は、長さ45センチまでの薪をセットできるんですが、シリンダーの伸びしろが20センチまでなので、あまり短い薪をそのままセットすると届きません。
薪の長さが短いときは、上の画像のように角材とか別の薪などを挟んでやると良いです。

割り始めは右ハンドルで・・・
パワーが強いので大抵の薪は簡単に割れます。 ただしストロークが短いので右ハンドルは最初だけ。
針葉樹のような軟らかい木の場合は、最初から左ハンドルだけで割れることもありました。
今回の薪割りでは最大太さ30センチくらいまで割ったけど、やっぱり30センチクラスの広葉樹の場合は一度では割れないこともあり、薪を上下ひっくり返して2度に分けて割ったりもしました。
堅木の太いやつを割るときはそれなりに腕力が必要です。

メキメキッ!といく瞬間が気持ちイイ ~♪ (^^)v

1本割ったら、油圧のリリースバルブを回す(開ける)とシリンダーが自動で戻ります。
薪が短い場合は最後まで戻さず、丁度よい位置まで戻った時点でバルブを締めてやるとそこで止まるので、時間の節約になります。
なお、この薪割り機は重さが41kgもあるんですが、キャスターが付いているので意外に楽に移動できました。
立てて収納することもできるので、私は小屋の片隅に立てて収納しています。
左右のハンドルを引き抜いて、本体を立てて収納すると場所を取りません。

今年は近所の工事現場の支障木や、ダムからの流木もいただいたので、薪棚が満タンになりました。(^^)
これを眺めているだけで楽しいですね~
手動薪割り機を買って使ってみた感想
想像していたよりも腕力は必要ないように思いました。
ただし、ハンドルを動かして割るので、作業にはそれなりに時間がかかります。
私の場合は暖房のメインに薪を使っているわけじゃなく、作業小屋で時々使う程度なので、薪割りに多少時間がかかっても気にしません。
尚且つ、腰痛持ちなので斧での薪割りはしたくないです。
エンジン式の薪割り機はパワーが20トン以上のものもあるけど価格も10万円以上します。
でも効率はすごく良いでしょうから、もし自分が薪ストーブのヘビーユーザーだったら欲しいかな。(^^ゞ
電動の薪割り機でも価格は4万円以上するし、その割にパワーが4トンとか、良くても7トン位が多いようですね。
電動って使ったことないけど、今回、10トンの手動式でも薪によっては割るのが大変なのがあったくらいだから、7トンとか、まして4トンなんてちょっとパワー不足のような気がします。
その点、手動の薪割り機は2万円程度で買えてお財布にやさしい。
パワーも10トンあって十分。 コレ、買って良かったです。薪割りが楽しみになりました。