タラの芽採り道具を作ってみた
諦めていた高い場所にも届くのだ (^^)v
毎年GW頃の恒例だけど、家の周囲でタラの芽を採り天ぷらにします。
一般的な道具で大抵のものは採れるんだけど、かなり高い(遠い)場所にあるタラの芽は、これまで採れなくて諦めていたんですが、今回、さらに新兵器を開発しました。(^_^)v
一般的なタラの芽採り道具
タラの芽を採るための道具といえば、先端がフック状になったものが定番ですね。
おそらく皆さんも何かしらそのようなもの (何もないときは傘とか・・)を使うか、あるいは手作りしていることと思います。
私が普段使っているのはこういうやつ。


この先端をタラの木の上の方に引っ掛けて、手が届くところまで引き寄せてから、手袋をした手で折り採る・・・というやり方。
タラの木はよく曲がるので、これで大抵のやつは採れますね。使うのも簡単だし。
※ ちなみに手袋(できれば軍手ではなく革手袋など)は是非したほうが良いです。トゲがあるので・・)


しかし、もっと高い場所や遠い場所のやつは、これだけでは採ることができないです。
タラの芽採り道具の新作
ちょうど裏の沢の向かいから生えてるやつは立派なタラの芽をつけるんだけど、沢の真上なので高さがあり足場も悪く、毎年指をくわえて諦めていました。
そこで、今年は一工夫。
長い竿の先端でタラの芽を挟み、折り採ることができるような簡易装置を自作してみました。

メインの竿は胴縁材を使用。 ちょうど残材として1本余っていたのでコレを使います。
長さが3m65㎝あるけど、厚さ18ミリ、巾45ミリなので軽く、なんとか片手で持っていられるサイズ。
ご覧のとおり先端部に短い胴縁材を蝶番で固定し、紐を引いてタラの芽を挟めるようにします。
6ミリの紐を通すためφ10ミリ程の穴をあけ、輪ゴムの力で戻り過ぎないように適当な位置に結び目を設けておきます。

輪ゴムは、紐を引く手を緩めたときに先端部を開くためのものですが、今回は折径160mm、巾6mm、厚さ1.1mmの「オーバンド」という輪ゴムを2本使ってみました。丁度良い加減です。
紐を引いてタラの芽を挟み、竿を90度ひねると収穫できる・・・ハズ
もちろん紐を緩めると、輪ゴムの力で開きます。
さて、現地に行って竿を伸ばしてみますよ~♪

タラの芽の上から先端部を被せるようにして、良い位置に来たら紐を引き、タラの芽を挟みます。
紐を強く引いたまま、竿を90度回転させると・・・

ポキッ!と、芽の部分だけ折り採れました。(^^)v
ポイントは挟む位置で、高すぎると芽の柔らかい部分を曲げる恰好になり、グニャンとした抵抗があるだけで折れません。
逆に低すぎると、固い木の部分に力がかかる感じになり、全く折れません。
・・・ていうか、木の部分を折っちゃたらダメだけどね。 その点、この道具では木の部分を折るほどの力がかけられないので丁度いいです。

採れました。 へっへっへ

早速、2階テラスで天ぷらにしますよ。 毎年恒例です。カボチャやナス、ピーマン、舞茸、なんかも一緒にね。

成功したときのビールは格別ですなぁ~ (^^ゞ