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ウッドデッキの屋根付き
2階建てテラスを作る

DIYで作った屋根付きテラスの2階部分
DIYで作った屋根付きテラスの1階部分


わが家の南側には1階・2階ともそれぞれ掃出し窓があり、ここから直接ウッドデッキのテラスに出て、焼肉パーティーをすることが夢でしたが、ついに作りました。(^^)v
テラスの巾は5メートル、奥行きは2メートル30センチあるので、とても使い勝手が良いです。

屋根は透明なので採光は最高(笑)だし、布団や洗濯物を干したり、夜は星を眺めたり食事をしたりと、おおいに活躍してくれています。やっぱりデッキは屋根付きがすごくメリットがありますね~

屋根があるおかげで、強風のとき以外はウッドデッキに雨があたらないので、耐用年数は多分格段に長くなるんじゃないでしょうか。

2階建てで、1階にも2階にもテラスがあるので、自宅に半外の部屋が2つ増えたような感覚です。

うちは2階にリビングがあるので、2階テラスは完全に家族のプライベート空間ですが、1階テラスは時々近所の方とお話ししたり飲み会をしたりするのにも使っています。昔の『縁側』のような、半外空間というのはとても重宝です。

DIYで作った屋根付きテラスのポリカ波板屋根

2階テラスの内部から手摺に取り付けたプランターを見る自作の2階テラスでお好み焼きパーティー

屋根付きウッドデッキといっても2階建てなので、それなりにしっかりした設計と構造が必要です。

すでにウッドデッキがあるところに後付けで屋根をかけるのではなく、何もないところに一から作っていくわけです。
ウッドデッキというよりも、「建物」を作るような感覚ですね。

DIYというには少し本格的過ぎるかもしれませんが、製作の一部始終を詳しくご紹介します。
工程は長いので、このページは概略だけ紹介しています。 それぞれの工程ごとの詳しいページへはすべてリンクを張っていますのでご覧いただければ幸いです。

目次

1、 基礎を作る

屋根付き2階建てテラスの基礎

大きな構造物になるので、しっかりした基礎を作ります。鉄筋の入った布基礎です。

詳しいページ ⇒ 基礎を作る

2、 木材の準備、加工、塗装

ウッドデッキやテラス構造材の塗装済み材料

ウッドデッキの材料はもちろん、建物の骨組み(軸組み)となる柱・梁などの構造材も準備します。
構造材は、ホゾなどの加工を自分でもできますが、今回は時間と手間を節約するため、プレカット加工を業者に依頼しました。
これを使えば、初心者でもけっこう大きな構造物を作ることができます。

詳しいページ ⇒ 木材の準備・加工・塗装

3、 1階の組み上げとウッドデッキ

テラス1階部分の構造材が組みあがった状況

基礎の上に土台を据え付け、1階部分の柱・梁・桁などを組んで固めた後、ウッドデッキを作ります。

詳しいページ ⇒ 1階の組み上げとウッドデッキ

4、 2階の組み上げとウッドデッキ

2階の柱を立てる作業

1階の上に根太とコンパネを敷いて仮床とし、ここを作業場にして2階の骨組みを作ります。
骨組みを固めたら、2階テラス(ウッドデッキ)を作ります。

詳しいページ ⇒ 2階の組み上げとウッドデッキ

5、 透明ポリカ波板の屋根を作る

透明ポリカ波板の屋根

垂木と横桟、破風、鼻隠しなどを打ち付け、透明ポリカーボネートの波板を貼って屋根とします。
明るい感じにするために、垂木や横桟などは白くペイントしています。

詳しいページ ⇒ 透明ポリカ波板の屋根を作る

6、 2階の柵(木製フェンス)を作る

2階テラスのウッディーなフェンス

スイスのツェルマットにあるような、ウッディーな感じで花がこぼれるような、そんなテラスの柵が私の憧れでした。
・・・で、できるだけそんな雰囲気になるよう頑張ってみたのがこちら(^^ゞ

詳しいページ ⇒ テラスの柵を作る

7、 オーニングのような日除けを作る

自作の日除け

透明な屋根は明るくていいんですが、夏の直射日光は避けたいところ。
そこで、必要なときだけ引き出して使える、オーニングのような日除けを作りました。

ヒモを引くとサンシェードが出てきて日除けになり、ヒモを離すと自動的に巻き取られる仕組み。この仕掛けを『ゴム動力』を使って自作してみました。

詳しいページ ⇒ オーニングのような日除けを作る

8、 1階の柵(スウィングドア付き)を作る

1階ウッドデッキに作った和風の柵

1階テラスは、市販のラティスとスダレを用いて、ちょっと和風(?)な感じにしてみました。
TPOに応じて取り外し可能なウェスタン扉付きです。

詳しいページ ⇒ 着脱可能なウェスタン扉を作る




設計図は、構造材の軸組図しか描いていませんが、参考までに掲載します。
『プレカット』に刻み加工を依頼するときに、この図面を出しました。
拡大図へのリンクもあります。

2階建てテラスの軸組図



2階建てテラスの矩計図
注) 図中では筋交いの寸法が 75×105 となっていますが、実際は 60×105 を使っています。


この2階建てテラスは、主屋の外壁とはわずか5mmくらいしか隙間がないです。
主屋に隣接してはいますが、主屋とくっつけてはいません。独立しています。

くっつけることも出来なくはないけど、主屋の外壁に傷をつけるのもイヤだし、、地震のときの揺れのパターンが主屋とテラスで違った場合には良いことはないだろうし、経年変化での主屋とテラスの材料の収縮の程度が違えば、それも何かしら亀裂を生じさせる要因になるかもしれないこと。 
そして、独立して安定するならあえてくっつけることもないだろうと考えたからです。

【法律関係メモ】
ベランダやテラスのように、屋根と柱があっても壁で囲まれていない空間、つまり内部空間でないと見なされるところは、建築面積には含まれるが、床面積には含まれない。
自宅の壁面芯線から2mを超える部分は床面積に入るが、それ以下は入らない。
2mを超える、床面積に入る部分が10平米以内であれば、テラス増築に確認申請は不要
⇒ よって、今回の事例では建築確認は不要

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