開口部枠造作、窓サッシ取付け

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このページは、窓サッシが入る箇所の、開口部枠の造作 ~ サッシの取付けまで

サッシ取付け箇所周辺の壁下地を造作中
開口部の下地枠 造作中

現場に納品されたペアガラス樹脂サッシ注文していたサッシが届きました。  メーカーは三協立山アルミ

すべて断熱樹脂サッシの完成品で、ペアガラスも最初から全部組み込まれています。

サッシというのは建材の中でも、定価と実勢価格の差が大きいほうではないのかな?
今回購入した仕切り価格は、定価の29%!

荷物の到着が夜遅くになると連絡があり、工事用照明をつけて待っていました。遅くまでご苦労さんデス!

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サッシ取付け箇所の、工事前の状態窓サッシが取りつく区間。 幅は1間

ここに開口部を造作します。

窓台を取りつけるには、柱に溝を切ってはめ込む方法もあるけど、なるべく柱に欠損を与えないほうがいいので、

今回は柱にキズをつけず、且つ、簡単に正確に出来る方法でやりますよ~

サッシ下端の高さはFL+900 つまり床面から900ミリの位置

ということは土台天端からは 984の位置
(土台天端から、根太高さ60+下地合板12+フローリング12=84)

窓台に使う材の断面寸法は45×105 なので、
984ー45=939ミリの長さの、薄い合板(今回は壁構造用合板の余り材)を、柱に沿わせて固定しました。

ここに窓台を乗せ、斜めビス打ちで窓台を固定します。

窓台と窓まぐさに使用する木材の断面  木表・木裏の様子
窓台」と「窓まぐさ」に使う、ベイマツの材
断面寸法は 45×105

以前自宅を作ったとき、窓まぐさを 30×105 にしたところ、サッシを固定するためのビスのかかりがギリギリで、あまり良くありませんでした。

やはりサッシを取り囲む下地枠は、上下左右とも最低40ミリ以上は欲しいです。

さて、この材の使い勝手ですが、木材の性質上、乾燥にともない木表側が凹み木裏側がムクリ上がろうとします。 すでに若干そうなっています。

この場合、窓台としては木表側を上にして使ったほうがいいですね。 窓まぐさはその逆に、木表側を下に・・・
つまりサッシを取り囲むのはすべて木表側。

そのほうが将来的にも窓を中央から圧迫することが無いし、下地の間柱を取りつけるにも楽です。

窓台設置個所の水平の確認
両側の柱に添わせた9ミリ合板の上に、所定の長さにカットした窓台を縦にして掛け渡し、一応、水平を確認しています。

※ 基礎も棟上げもプロの施工なので土台は完全に水平になっているはずだけど、添い木の合板寸法が不正確だと、この時点で発見できる。

下に押し付けるようにして、斜め45度でビス打ち

斜めなのでビスの頭が窓台より出てしまう恐れあり。

そうなるとサッシがうまく密着しないので、ビスを打ち込む位置をあらかじめ、少し穴をあけておきました。

窓台が取りついた。

同じ長さにカットした間柱材を、窓台の下に入れ込みます。

窓台は木表が上なので、そのままでは若干下に垂れさがったような感じになっています。

そこに間柱材を入れると、ほど良い抵抗感で挿し込まれ、窓台がキッチリ水平になるわけですよ。 これって、けっこう快感(笑)

1尺5寸ピッチで目印を記した定規による、間柱位置のチェック例によって、柱~間柱の位置を記した定規が登場。

定規を添わせ、間柱が取りつく位置を窓台に記した後、固定。

さて次は、サッシ本体が入る区間

この開口部には、呼称寸法 16511 のサッシが入るので、サッシの実寸は、 幅 1690、高さ 1170 です。

柱が立っているだけの状態では、柱芯と柱芯の間隔は1間=6尺=1820ミリ
3寸5分柱だと柱自体の太さが105ミリ

よって、柱間の空間は 1820-105=1715ミリ。

サッシの幅は1690なので、1715-1690=25ミリの余裕あり

この状態なら、両側に厚さ12ミリの合板を貼れば、25ミリの余裕のうち24ミリを使うことになり、サッシを入れる際の余裕は1ミリ

少しギリギリのような感じもしますが、プロによる新築なので軸組み自体の水平垂直はキッチリ取れています。 だからこの程度のクリアランスで丁度いい感じでした。

※ 開口部がサッシと全く同寸だと入りませんよ~


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サッシの呼称について

サッシのサイズにはそれぞれに呼称、つまり呼び方があります。

例えば上の事例のように、幅×高さが 1690×1170 のサッシの呼称は 16511 という数字で現すという具合。

以前私が自宅をセルフビルドしていたときは、呼称は上記のような数字ではなく、3尺とか6尺とかいう風に読んだのですが、2009年現在は数字で統一されたようです。 メーカーによる差もなくなったと聞いています。

だから家や小屋の設計をするきや、サッシを注文するときには、呼称とサイズを知っておくと便利ですよ。

材料を購入する予定の建材屋さんがあったら、カタログを頼むと大抵は持ってきてくれるので、それを見ればすべて書いてあるから、手元に一冊、カタログは欲しいですね。

サッシのタイプにもいろいろ種類があり、例えば「縦すべりだし窓」、「コーナー窓」、「出窓」等々ですが、
一番一般的な単体サッシ(引き違い窓)の呼称とサイズの関係の一例を示すとこんな感じです。


※ 三協立山アルミの2009~2010年版アルペンPL総合カタログから、数字のみ抜粋させていただきました。


「窓まぐさ」を取りつけました。 木表は下向き。

高さ的には、サッシのH=1170ミリなので、3ミリほど余裕をみて、柱に沿って打ち付けた合板の長さは 1173ミリにしました。

これで自動的に 1691×1173 の開口が出来ました。

ここに 1690×1170 のサッシをはめ込みます。

上部の間柱を取付け、下地は終わり。

あとは外側に9ミリ合板を貼ります。

上部外側に合板を取付けるときにズリ落ちないよう、あらかじめ窓まぐさ材に板きれを仮留めしておきます。

こういうのはいちいち面倒なようだけど、結果的に楽に施工できるし失敗も防げるので、私は多用しています。

サッシ周辺の合板を張り終えた状態開口部周りの合板を貼り終えました。

耐力壁としての構造用合板を貼っただけでは、画像のAの部分のように柱半分の幅が残っているので、こういうところもすべて取付け、段差がないようにします。

「半外付け」サッシを真横から見た状態さて、サッシをはめ込みますよ~♪

「半外付」サッシを横から見るとこんな感じになっています。 もちろん屋外からはめ込みます。

引き違い窓は、枠と障子が別々なので、取り付けるのは枠だけです。 だから軽~い。

もしこれが、ペアガラスが組み込まれた「すべりだし窓」や「FIX窓」ならけっこう重い!

屋外側からはめ込みました。

(室内側から見たところ)

付属のビスでサッシを固定付属のビスで固定。

サッシと枠の間にスペーサー挿入上部は3ミリの余裕があるので、厚さ2.7ミリのベニヤを挿し込み、ビス留め。

本当は枠の対角線の長さを測り、垂直を微調整して取り付けるのが清く正しいやり方なんだそうですが、

枠の両側に水平器をあててみても十分垂直なので、下地枠のとおりに取りつけました。

新築で、柱が垂直に立っているので、これで十分だと思いますが、もしも古い家のリフォームなどなら、こんな簡単にはいかないでしょうね~

下地枠の寸法の余裕を多めに取り、スペーサーを多用して垂直を微調整する必要があるだろうと思います。

幅方向の反対側

余裕は1ミリにしたので、極めて狭い空間があいてます。
丸ノコでカットした薄い木片(スペーサー)をはさんで、固定。

スペーサーのはみ出た分はカッターナイフでカット

この後、屋外側からも、サッシを固定するためのステンレススクリュー釘を打って終了

サッシ取付け終了サッシのはめ込み  終わりました。

障子を入れてみて、確認。

多少のことは、クレセントの上下左右は数ミリ調整できるようになっているし、障子にも調整戸車がついているので、ガタついたり締まらなかったりということはまず無いです。

なお、外壁材とサッシの間のコーキングについては、こちらに書いています。
【 参考ページ 】
自宅の樹脂サッシ周りのコーキング

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 サッシの取付け