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自分でやる電気配線

屋内配線作業の一例 コンセントに電線を接続
コンセントの裏側に電線を接続した様子

DIYでの電気配線工事。家の屋内配線工事です。
当初は電気屋さんに依頼するつもりでしたが、セルフビルドもここまでくると電気配線まで自分でやってしまいたくなりました。業者に頼むと経費も相当かかるだろうし・・

しかし、電気工事士法により、電線の接続など一般用電気工作物の配線工事は「電気工事士」の資格を持った者でなければ施工できないとされています。
そこで・・・独学で勉強して第二種電気工事士の資格を取得しました。

一般家庭の屋内配線は、作業そのものは特に難しいことはありません。
VVFケーブルを天井裏などに張り巡らし、ジョイントボックス内で差込コネクタを使って結線し、それぞれ、照明用の引っ掛けシーリングや、スイッチボックス、コンセント用にコンセントボックスなどに配線し、内装壁が出来てからコンセントスイッチにつなぎます。

もちろん配線図等は自分で好きなように書いていいし、電線(VVFケーブル)そのものは単価が安いものなので、この際だから・・と欲張って、ひとつの照明を2箇所以上から点滅できる3路スイッチなどをたくさん配置したため、電線(VVFケーブル)の延長は約500mにもなってしまいました。

電気配線だけでなく、テレビアンテナ線の配線や、インターホン、さらにはパソコンのLAN配線もやってしまいました。
どれも皆、壁や天井の中に入ってしまうので、内装をする前にすべて配線しておかなくてはならないからです。

なお電話線は、後でNTTに申し込むと配線工事してくれますが、天井を貼る前に線を通す管だけは配置しておきます。


実際の屋内配線作業

配線器具・VVFケーブル写真はよく用いる1.6ミリ2線式の電線(VVFケーブル)です。
これで100m巻き、約2000円なり。

このほかに、主にコンセント回路用の2.0ミリのやつ(100m巻きで約5000円)や、もっと幅の広い3線式もあります。

(注意) 1.6ミリの電線は本来、照明の回路などに十分に使えるのですが、地区によっては配線工事完了後の検査の際にアウトにされることもあると聞きます。 セルフビルドで配線する場合は、すべて2ミリ電線を使用するほうが無難かもしれません。
※ ケーブルの価格は平成15年度当時のものです。 現在は金属価格が高騰し、上記金額よりだいぶ高くなっているようです。

配線器具・ステップル、ジョイントボックス、差込コネクタ使用した配線器具の空箱

手前右が、ケーブルを固定するためのステップル(2線用と3線用)
手前左がジョイントボックス
奥が、差込コネクタ(2線用~5線用)

使用工具、配線器具・電工ナイフ、ワイヤストリッパなど、スイッチボックス、ジョイントボックス、差込コネクタなど【 使用工具 】
左から、電工ナイフ、ワイヤストリッパ、ペンチ、玄能

【 使用材料 】
右からスイッチボックス、ジョイントボックス、その手前が差し込みコネクタ、最前列がステップル

ジョイントボックス内の結線図電線の接続は、すべてジョイントボックス内で行いますが、各ボックスの結線図を描いておく必要があります。
この家では、回路をコンセント用と照明用に分け、11回路、約40個のボックスがあります。

左の図は、ノートに書いた結線図の一例です。

第二種電気工事士資格試験受験参考書第二種電気工事士資格試験を受験するため、この6冊の本で勉強しました。

筆記試験と技能試験があります。

技能試験は、35分間の間に与えられた単線図を読み取って実際に電線や器具を接続する作業なので、電線などを買い込んで練習しました。

電気配線工事の様子1ケーブルを天井裏の梁などにステップルで固定し、ジョイントボックス上でケーブルの芯を剥き出してつなぎます。

後でわからなくならないように、各ケーブルにはマジックで行き先を書いておきました。

電気配線工事の様子2、結線状況電線の接続は、差込コネクタに差し込むだけです。

リングスリーブを用いる方法もありますが、差込コネクタの方が簡単です。

差し込む芯線の長さが、長すぎても短すぎてもダメなので、1本1本ゲージで確認して先端加工します。

接続を間違えないように、ノートに書いた結線図を脇に置いて、「照明Aの黒と3路スイッチ2の黒!」などと、自分で声を出しながら作業しました。

VVFケーブル配線の様子接続後、ジョイントボックスのカバーをかぶせて終了

つば管一部に木材を貫通する部分があり、ケーブルを痛めないよう、つば管を埋め込み、その中を通します。

スイッチボックスコンセントスイッチのある場所にスイッチボックスを取り付け、ケーブルをそこまで伸ばしておきます。

この後、内装材を張った後で、コンセントなどと接続します。

作業台ケーブルを固定する場所はたいてい高い場所なので、踏み台にキャスターを取り付け、その上に乗って作業しました。

台に乗ったまま、梁・桁につかまり横に移動することができます。

テレビアンテナ線の配線器具、3分配器断熱材を入れる前に、テレビアンテナの配線もしておきました。

写真は、3台のBS付きテレビに分配できるという3分配器です。

スイッチ類、スイッチプレート、コンセント壁や天井に取りつける、スイッチ類やコンセントなど

(すべてホームセンターで揃います)

引っ掛けシーリング天井からぶらさげておいたケーブルの電線を、引っ掛けシーリングに差込み・・・

引っ掛けシーリング固定状況天井に固定します。(天井裏の下地である野縁まで細ビスを打ち込む)

ここに照明器具を取り付けます。

ほとんどの照明器具は、爪を引っ掛けシーリングに掛けて、少し回転させることで取り付け完了となります。

コンセントへの差込状況スイッチボックスから取り出したケーブルの電線を、コンセントの所定の穴に差し込みます。

コンセントへの差込状況2差し込まれた状態

緑の線はアース線です。

コンセント取付け状況コンセント取付け完了