棟上げ作業(外注)
施工 2009年
プレカットだけ頼んで、棟上げは自分たちだけでやるというのももちろん有りなんですが、今回は少しくらいお金がかかっても、棟上げ作業を外注することにしました。 腰痛持ちなので、無理はするまい・・(^_^;
外注先は足場とセットで東京BKさん。 棟上げ作業の料金は97,000円です。(税抜き、クレーン含む)
2009年10月6日朝、プレカット屋さんが加工済みの構造材をトラックで搬入してきました。午後には羽柄材も搬入。 ほとんど同時に東京BKの作業員3名が到着。
一応2日がかりの予定だそうで、流れとしては、
- 足場の架設
- 基礎天端に土台の墨出し
- 土台の据え付け
- 1階部分の柱・梁・桁を組む
- ひずみ直し・垂直出し
- 束・母屋・棟木を組む
と、なります。 ワタクシは高みの見物・・・のハズでしたが?
基礎パッキンは施主支給です。
今回はロングタイプの基礎パッキンを隙間なく全周に回し、内部間仕切りには通常のパッキンを敷く計画です。
そうすることによって、防鼠水切りを省略しようという魂胆なのだ(^^ゞ
(経費と手間節約の一環)
でも私が用意していたパッキンの数が足りないというトラブル発生!
あわてて近くの建材屋に代替えのパッキンを買いに走るという、忙しい一日でした(^_^;
ロングタイプの場合、横から見るとこのようになっていて、通風が確保できることが分かります。
足場はあっという間に架設が終わり、続いてプレカット済みの構造材が到着しましたよ~♪
この後、基礎天端の上に墨出しをして土台の据え付け
ところが作業員の人たちは普段、棟上げ作業を専門にやっていて土台の据え付けははじめてなんだそうで、墨出しの方法が分からないから、私に「教えてくれ」と言ってきました(@_@)
見物する立場だったはずが、一緒に作業する羽目に(笑)
墨出しが終わり、土台材にアンカーボルトの位置を写しています。
※ 関連ページ ⇒ アンカーボルトを取り付ける位置は?
土台の据え付け
柱を立て、梁・桁を組んでいます。
一応クレーンは来ているんですが、平屋ならクレーンを使うより人力のほうが速いということで、全部人力でやっています。
慣れている人たちはホントに速いですね~
先行足場がついているので、こういう作業もサクサク進むようです。
柱・梁・桁が組み上がりました。 初日はこれまで!
2日目は午前中で終了
まず、柱のひずみ直しをして垂直を確認し、仮筋交いで固定。 その後、束を立て、母屋を打ち込んでいきました。
最後に、足場の上に野地板の材料を荷揚げして終了。 このときだけはクレーンを使いました。 このクレーンはなんと100Vで動くんだそうです。
野地板合板をここに上げてもらいました。
これにて外注の棟上げ作業終了。 お疲れさんでした。
氏家誠悟(seigo uziie)
2004年からこのサイトを運営している個人です。自分で家2棟、小屋2棟をセルフビルドしました。「自分でわが家を作る本。」の著者です。
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ご自分で家を建てるために、きっとお役にたつと思います。