DIYで小さな物置を作る
園芸用の鉢や用土・肥料などを収納するための小型木製物置
独立した一棟ではなく、既設の工房棟に壁付けで作りました。
高さは250㎝(内部空間は180㎝)、幅は156㎝あるのですが、奥行きは48㎝(内部の棚は33㎝)しかありません。
しかし、このくらいの奥行きがあれば、園芸用土や肥料、鉢とか、バーベキュー木炭などを収納するのに丁度良く、奥行きが浅い分、取り出しやすいです。(^^)v
タイヤの収納は無理だけど(笑)
物置本体を作る
基礎は、穴を掘ってブロックを2段埋めただけ。
1段目が土中に隠れ、2段目が地面の上に出てます。
土台は2×4材をこんな風に組んで、防腐剤を塗りました。(下になっているのは、作りかけの作業台です)
板になるコンパネを貼って・・・
ブロックとの接触面には、ところどころ、こんな風にアスファルトルーフィングを貼っておきました。
土台とブロックが直接接触して木材が吸湿するのを防ぐためなんですが、まあ少しは効果があるかな? 「基礎パッキン」のミニ版のつもり(^^ゞ
これをブロックに乗せます。
背面の骨組みを組んで、母屋に120ミリのコーススレッドで固定します。底板にも固定します。これで土台や底板がズレるのを防ぎます。
背面の骨組みの縦枠の本数が多いのは、母屋の下地となる間柱の位置と、物置の背面合板を固定する際の下地位置が違うから、それぞれに枠材が必要になるためです。
ちなみに枠材は2×4材をテーブルソーで半割りにしたもの。
続いて、側面の骨組みを固定
背面にOSBボードを張っていきます。
背面と天井面に、ボードをすべて張り終えました。

側面に防水紙(アスファルトルーフィングの端材)を張って・・
仕上げは、母屋に合わせてスギ板のよろい張り
棚を付ける
棚板は、2×4材を平使いにして2本掛け渡し、OSBボードを乗せました。
側面枠材に乗せているだけなので、不要になれば棚板を取り外せる仕組みです。
横ズレしないよう、裏側から木片を固定しておきます。
屋根を作る
屋根にするパーツを作っているところです。
この状態で物置本体に乗せて固定し、その後で野地板を張ることにします。
屋根パーツを乗せたところ。
前面に破風板が取り付いています。野地板を張ると、破風板と高さが揃います。
(画像左側は、手作りの自宅)
扉を付ける
扉は、1枚のコンパネの上から、飾り枠材を張り付けるという最も簡単な方法(^^ゞ
枠材は1×4材。 コンパネの裏側からビス留めしています。
雨水が降りかかったときに水切れが良くなるよう、地面に近いほうの横枠はあえて取りつけませんでした。

ガーデンニング用品入れらしく、それっぽい装飾をつけることに・・・
パイン材から「四つ葉のクローバー」のパーツを、バンドソーで切り出し、トリマーですべて面取りしました。
15ミリ角程度に切りだした細い角材に白ペンキを塗り、扉本体に貼り付けます。
まずは両面テープを貼って仮止めし、裏側からビス止め。
飾り枠の位置が正確になるよう、「スペーサー」として板を使ってます。
そして真ん中に、さっきの「四つ葉のクローバー」を貼り付け。
これらは扉(コンパネ)の裏側からもビス留めします。
この時点で、扉の蝶番を受ける枠材も取り付けてしまいました。
蝶番受けの枠材から、物置本体にコーススレッドで固定した後、ビス頭を白ペンキで塗りつぶしてしまいます。
こうやって取り付けすると、扉だけ後から取り付けるより、扉どおしの隙間をなくしたり真っ直ぐにする調整が楽ですね~
取っ手は、市販のカントリーっぽいものをチョイス
大体出来ました。 あとは屋根材を張るだけ。
屋根の施工写真は撮っていませんでしたが、屋根材はアスファルトシングルです。
内部は棚板が4段。けっこう収納できますよ~(^^)v
看板に文字を書くのを、何か月もサボッていました。
んで、書いたのはいいんですが、ここで痛恨のミス←大袈裟か!
ガーデンシェッドは Garden Shed と書くのが正解で、これでは「ゲーデンシェッド」 になっちゃいました(笑) まっ、いいか(^^ゞ
看板はどうせ飾りのようなもの。ついてりゃいいんだ! 愛嬌、愛嬌!
と思うことにして、完成デス